夢のみなもと人生ノート

「夢のみなもと」とは、やりたい夢を描いている本当の自分という意味で使っています。日常に起こる様々な出来事や過去の思い出から自分らしく生きる人を通して気づいたことを人生ノートとして綴っています。

ミツバチの生き方に学ぶ

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はじめまして。

私は、中村康治(やすはる)と申します。

普段は、『夢源塾』というセミナーの

講師をやっていますが、

日常の生活で起こるいろんな出来事や、

テレビ、映画、それに本などを通して

気がづいたことを、

ブログで報告していきいと思います。

第1回目はミツバチに学んだ

僕の原点になる生き方をご紹介します。

 

45歳まで僕は、大阪のある中堅商社に

勤務していました。

ある程度のお金と地位を手にしたものの、

無理がたたってか身体を壊してしまいました。

そのときに思ったのです。

「これは自分らしい人生では無いのでは」と。

 

当時、妻と小学校に通う

3人の子どもを抱えながら、

何のあてもないまま、

思い切って長年勤めた会社を退社しました。

それからまもなく世界遺産で有名な

熊野の大自然と出会うのです。

木々と清流に囲まれ、

澄んだ空気の中で鳥のさえずりを聞きながら、

「これから何をしようか?」

と考えていた時に、

一匹のミツバチが

目の前の黄色い菜の花にとまりました。

何の変哲もない、

どこにでもあるような些細な光景です。

それが、自分の人生の方向を示す

大きな出来事に変わったのです。

その体験を友人の記者に話をしたところ

早速記事にしてくれました。

今回はその文章を紹介させていただきます。

 

ミツバチの生き方に学ぶ

自然界に生きる動植物には、

すべて役割があります。

例えば、ミツバチは花の蜜を吸いながら、

花の受粉を助けています。

しかしながら、ミツバチは受粉が目的で

花の蜜を吸っているわけではありません。

蜜を吸うことが、ミツバチの喜びなのです。

ここに生きるヒントが隠されています。

自分が喜びをもって幸せに生きることが、

同時に何かの役に立っている。

これが大自然の仕組みなのです。

「働く」の語源は、

ハタを楽にすると言われるように、

人にもそれぞれ

ミツバチのような天分があります。

つまり、自然に身を委ねれば、

誰でもミツバチのような

生き方ができるはずです。

にもかかわらず大部分の大人は、

人生の勝ち組は、地位、名誉、

お金を得ることだと信じています。

親は偏った考えを

子どもに押し付けてしまうために、

子どもの才能を見いだせないまま、

天分とは違う道を歩んでしまうのです。

しかし、本当の勝ち組って、

そうなのでしょうか。

もしもそれが真実だとしたら、

一部の人しか勝ち組に

残れないことになります。

これって不自然な生き方ですよね。

自然界の生き物はすべてが調和し、

他を活かしながら生きています。

人生の勝ち組とは、ミツバチのように、

自分らしく、喜びを持って生き、

それが何かの役に立っていること

ではないでしょうか。